脊髄腫瘍による肢体の障害で障害厚生年金2級を受給できたケース

ご相談者様男性(60代)
傷病名脊髄腫瘍
決定した年金の種類と等級障害厚生年金2級
受給決定額年間約180万円

ご相談内容

60代の男性の方からご相談が有りました。

お話をお伺いしますと、10年以上前に発病し、歩行障害,手足のしびれにより、日常生活に多くの不自由がありました。
長期間に渡る、ドクターショッピングの(多くの医療機関に受診された)結果、やっと確定診断され手術をされました。

術後は、医師の「歩けばその内良くなる」という言葉を信じて、杖をつきながら日々歩かれましたが、結局症状の悪化は防げましたが、良くもならず、長期間ご苦労されて来られておられました。
結果、「障害年金」の請求も遅くなってしまいました。

当センターのサポート

遡及請求」を目指しましたが、「障害認定日」当時、「診断書」に必要な「関節可動域及び筋力」については測定されておらず、当時のADL「日常生活における動作の障害の程度」については、参考までにご本人の申告内容をお伝えし、「障害認定日」当時の「診断書」を作成頂きました。

予想はしていましたが、やはり審査途中で日本年金機構から、当時のカルテを提出するように照会が入りました。

結果

残念ながら「障害認定日」時点では不支給決定されましたが、事後重症請求については「障害厚生年金2級」が認定されました。

支給金額年額約180万

今回、残念ながら遡及請求は認められませんでしたが、お客様自身、今現在の障害の程度は3級?2級?という感じでしたので、結果的に事後重症で障害厚生年金2級に認定され、すごく喜んで下さり、我々も救われました。