「障害年金」の勉強会へ参加しました

昨日と今日の2日間、「障害年金」の勉強会に参加しました。
この「障害年金」の勉強会は春・夏それぞれ東京,大阪でそれぞれ年2回(4日間)開催されているものです。
ベテランの先生方が「障害年金」の手続きに関し、基礎的な部分「障害認定基準」から、事例の解説、中には非常に難解な事例まで、幅広く講義を頂けます。

先日もお話しましたが、「障害年金」の請求は、100人100様であり、当たり前ですが、全く同じ「初診日」などの病歴,加入していた年金保険,障害の状態が同じというようなケースは二つとしてありません。

ですので、毎回お客様の状態に合わせたベストな「障害年金」の手続きをオーダーメイドすることになります。
だからといって、毎回一から組み立て(フルオーダーメイド)するという訳にはいきませんので、このような勉強会に積極的に参加し、多くの「障害年金」の請求事例を勉強することにより、少しでも持てる引き出しを多くし、常に知識,技術をブラッシュアップし、それぞれのお客様に合った「障害年金」の請求手続きをそれらの引き出しを組み合わせてベストなサポートをするように努めています。

今回の勉強会では、特に次の点の気づきが有りました。

1.難病や以前難病に指定されていた傷病による障害での「障害年金」の請求事例について講義が有りました。
難病ですので、頻度としては低いと思われますが、やはり一度どのような病気で、どのような症状があり、日常生活にどのようなご不自由が現れてくるのか、それらをどのように「診断書」や「病歴・就労状況等申立書」に落とし込んでいくのかということを学ぶことによって、ご相談が有った時の「障害年金」の請求手続きがスムーズに進められることになると感じました。
また、今回紹介された難病に限らず、他の難病での「障害年金」の請求手続きに共通して役立つ情報も多く、非常に勉強になりました。

2.(再)障害認定日請求について
つい先日、私も「新着情報」にアップしていますが、この(再)障害認定日請求をしたところですが、それとはまた違ったケースでの請求手続きの講義でしたし、同じ(再)障害認定日請求をするにしても先生ごとに手法や工夫されているところが違うので、非常に勉強になりました。

3.「障害年金」以外に支援について
毎回講義頂く先生の中で、「障害年金」以外の障害者の方々が使える福祉サービスにも詳しい先生がいらっしゃいます。
今回も、「障害年金」の請求手続きを通じて、他の福祉サービスと連携出来た事例について講義がありました。
障害者の方々への福祉サービスの基本的な部分は、「障害者総合支援法」で規定されており、この法律によって障害者の方々の日常生活及び社会生活の総合的な支援を図るとされています。

ホームページの「ご挨拶」の中でも書かせて頂いていますが、「障害年金」を受給できるようになったとしても、障害をお持ちに方々のご不安や問題を少しは解消出来ても、それら全てを解決出来る訳では決してありません。
私は、「障害年金」の受給が決定し、喜んで下さるお客様を見て、私自身も嬉しくなりますが、現時点で私はここまでしかお手伝いが出来ず、一方でこれだけで良いのだろうかと自問自答しています。
何かの縁が有って、今「障害」に関わるような仕事をさせて頂いていますので、何か違う方面からのお手伝いが出来ないかと常々考えており、今回さらに知識を吸収することが出来ました。

4.「障害年金」以外に年金との関係について
毎回講義頂く先生の中で、「障害年金」以外の年金にも詳しい先生がいらっしゃいます。
ホームページの中の「障害年金ってなに?」の中でも簡単に(動画の中では少し詳しく)説明していますが、公的年金には「障害年金」の他に「老齢年金」,「遺族年金」があり、これら3つの年金を公的年金と言います。

時と場合には、「障害年金」のご相談を頂いた時に、「障害年金」のお手続きだけ考えれば良いのではなく、お客様の年齢等の状況によっては、「障害年金」を受給することによって従来受給していた他の年金が支給停止になってしまうようなことがあるので、ご家族(ご夫婦)全体の年金額を考えないと、「障害年金は受給できたけど、家族(夫婦)全体で考えるとほとんど変わらない、社労士に払った手数料だけ損した」なんてことにもなりかねません。

そういう意味で、「障害年金」専門と謳っている我々社労士でも「障害年金」のみならず年金全体に関する幅広い知識を持つことによって、「障害年金」だけでなく全体としてベストな方法をご提案する必要があると思っています。
今回は遺族年金について、勉強しました。

5.難事例について
他の社労士事務所で断られたというような事例も含め、難事例についても勉強しました。難事例に果敢に挑戦する姿勢も大変勉強になると共に刺激になりました。