20代女性 双極性障害による精神の障害で障害厚生年金2級を受給できたケース

ご相談者様女性(20代)
傷病名双極性障害
決定した年金の種類と等級障害厚生年金2級
受給決定額年額約124万円

ご相談内容

当センターのホームページをご覧になってご相談を頂きましたお客様でした。

お話をお伺いしますと、高校生の頃から年に数回、気分が高揚し何でもできるという自信に満ち、過活動の状態になるといったそう状態が現れるようになったそうです。
以降、社会人になるまで続きました。

大学卒業後就職しましたが、電話対応や訪問客対応の場面で緊張し不安を感じるようになりました。
時間が経つにつれて、緊張、不安が増大していき、息が詰まり涙が出るようになってしまいました。

それでもしばらく頑張っていましたが、半年ほど経つと、仕事で疲れ切って帰宅するとすぐ横になるような状態になり、家にいても常に仕事のことを考えてしんどくなり、気分の落ち込みや何事に対しても意欲が湧かないなど抑うつ状態も強くなり、休日も横になって過ごすだけで、仕事以外で外出することもほとんどなくなってしまいました。
「さすがにまずい」と思い、病院を受診されました。

その後、しばらくは病院を受診しながら仕事を続けましたが、状態は徐々に悪化していきました。
抑うつ状態が続いていましたが、久しぶりに過活動になり散財をするなどそう状態にもなりました。
その後、体調も悪くなり、朝会社に行こうとすると吐き気がするなどしだし、会社を休むようになり、結局退職しました。

退職後は、気分が落ち込み、何もする気になれないなど抑うつ状態が継続し、家に引きこもり1日のほとんどを横になって過ごすようになりました。
一方で頻度は減ったものの、1年に1回程度、そう状態にもなりました。
今は抑うつ状態が継続し、家で引きこもって何もできない状態でいらっしゃいました。

当センターのサポート

医師に、お客様からお聞きした日常生活でのご不自由での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートさせて頂きました。
また、他に「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにサポートさせて頂きました。

当センターでは、ほとんどのお手続きにおいて、日本年金機構から提出を求められている書類以外に、時には写真などを使った補足資料等で通常の書類だけでは十分に説明できない「日常生活でのご不自由やお仕事での支障」をより具体的に説明し、日本年金機構に理解頂けるように工夫をしています。
手間のかかる作業ですが、確実に障害年金が認定されるように、労力を惜しまず、「出来ることは全てやる」ということを心掛けています。

結果

結果、「障害厚生年金2級」に認定されました。

受給決定額年額約124万円

無事、障害厚生年金2級が受給決定し、大変喜んでいらっしゃいました。