耳下腺がんによる障害のお客様の年金請求書を提出しました

今日、「耳下腺がん」による障害のお客様の年金請求書を提出しました。
また、お客様へ「受付控」を送付致しました。
これから日本年金機構での審査が始まり、結果が出るまでに約3か月掛かります。
後は吉報を待つだけです、もうしばらくお待ちください。

以前、「障害年金」の請求手続きのサポートをさせて頂きましたお客様からのご紹介でした。

お話をお伺いしますと、かなり以前から耳の下にしこりの様な物が出来ているのは自覚されていたのですが、特に痛くもなく放置されていたそうです。
それが、しばらくして痛くなり職場近くの病院を受診したところ、「ほとんどの場合、良性だから大丈夫だろう」ということで、痛み止めだけ処方されたそうです。

しばらく痛みは治まりましたが、その後また痛みが出始め、1年半ほど経った頃、再度病院を受診をしたところ、「気になるのなら」ということで、大きな病院を紹介されました。
紹介された病院を受診したところ、「耳下腺がん」と診断され、まもなくがんの切除手術が行われました。

その後も仕事を出来る限る頑張っておられましたが、脳や肺への転移が見つかり、放射線治療や抗がん剤治療が行われました。
結果、眼(神経)にも影響が出始め、片眼が見えなくなり、今年に入りもう片方の眼も見えなくなってしまっていらっしゃいました。

「がん」の場合、検査数値等による明確な認定基準が無く、日常生活における不自由や就労における支障が認定のポイントになります。

今回、「遡及請求」をしましたが、「障害認定日」当時は仕事もされており、障害年金を審査する日本年金機構からすると、一見何の支障もなく仕事が出来ていたように取られる可能性がありました。

ただ、実際には職場の上司あるいは同慮からの配慮やサポート、また本社からの全面的なバックアップにより何とか仕事が出来ていたという状態でした。
そこで、会社の上司の方にこの支援の状況を「陳述書」として作成頂けないかご相談させて頂いたところ、快諾頂き、今回「陳述書」も提出することが出来ました。