今日、「知的障害」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の50代の男性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。
当センターのホームページをご覧になって、ご相談を頂きました。
お話をお伺いしますと、小さい頃同年代の友達と一緒に遊べていましたが、遊び終わった後の片付けはせず、一人最後まで遊んでいたそうです。
また、滑り台など高い所が苦手でだったそうです。
感覚過敏もあり、太陽の眩しさが苦手でいつも目を細めていたり、物がぶつかるような音を聞くと頭が痛くなったり、みかんなどの柑橘系の匂いや洗剤の匂いも苦手でした。
小学校に入学すると、字が書けないなど、勉強が全くできませんでした。
友達とも上手くコミュニケーションが取れず、友達もできませんでした。
その内、いじめられるようにもなりました。
忘れ物も非常に多く、整理整頓もできませんでした。
中学校は特別支援学級に通いましたが、周りと合わず、2年生の時不登校になりました。
高校は特別支援学校に入学しました。
寮生活で初めて一人での生活になりましたが、整理整頓ができないなどで非常に苦労しました。
高校卒業後、障害者雇用でパートとして働き始めました。
仕事の内容は単純作業でしたが、上司から「仕事が遅い」などと叱責されることが多く、ストレスが溜まり気分が落ち込むなど抑うつ状態が強くなり、数年休職することもありました。
それでも、頑張って働いてきましたが、1年ほど前から、気分は落ち込み、何事に対してもやる気が起きないなどの抑うつ状態がさらに強くなり、仕事も休みがちになり、最後とうとう出社できなくなり、家に引きこもった生活になっていらっしゃいました。
医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。