中心性輪紋状脈絡ジストロフィーによる眼の障害の年金請求書を提出しました

今日、「中心性輪紋状脈絡ジストロフィー」による眼の障害のお客様の年金請求書を提出しました。
また、お客様へ「受付控」を送付致しました。
これから日本年金機構での審査が始まり、結果が出るまでに約3か月掛かります。
後は吉報を待つだけです、もうしばらくお待ちください。

いつもお世話になっております、私も通っている某大学病院の先生から当センターを紹介して頂き、ご相談頂きましたお客様です。

お話をお伺いしますと、今から15年程前、仕事中何かを見る時に一部分が欠けて見えたり、パソコンの画面を見ているとマウスのカーソルが時折見えなくなったり、携帯電話の文字が欠けて見えることがあり、最寄りの眼科を受診されたそうです。
結果、その眼科では詳しい原因が分からないということで、大学病院を紹介されました。

紹介された大学病院を受診された結果、「中心性輪紋状脈絡ジストロフィー」と診断されました。
また 医師からは 「今の医学では治療法がなく、今後さらに悪化して行くので、その上で生活設計するように」と言われ、ご本人は前向きに受け止められましたが、ご家族はそれを聞かれたいそうショックを受けられ、その後しばらくご家族はパニック状態であったとのことでした。
それをきっかけに、仕事の内容も変更してもらったそうです。

その後、眼の状態は少しずつ悪くなっていき、しばらくは病院で定期的に検査をし経過観察をされていましたが、検査をするだけだったので、途中で受診を 止められていました。

それが、最近になって急激に見難くなり、仕事の内容を更に変更して貰うために会社に提出する「診断書」を書いて貰おうと、久しぶり大学病院を受診し検査を受けたところ、医師から「目の状態が大幅に悪くなっている」と言われ、「 障害年金」の請求を勧められたそうです。

初診から長期間経過しており、やはり初診の病院のカルテは既に廃棄されており、かろうじて残っていた医事コンピュータの受診履歴の画面コピーを頂き、また今回「診断書」を依頼しました大学病院に残っていた紹介状等を「受診状況等証明書が添付できない申立書」に添付して、「初診日」の証明として提出しました。