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慢性疲労症候群で障害基礎年金2級を受給できたケース
ご相談内容
普段から障害年金の請求でご協力いただいているクリニックの先生を通じてご相談が有りました。
慢性疲労症候群の場合、非常に専門医が少なく、多くの場合ドクターショッピングをせざるを得ず、この方の場合もいくつかの病院でさんざん検査をされた挙句「これ以上どうしようもありません」と匙を投げられ、たまたま知人の知人から「いい先生がいるから一度相談してみたら」とう一言から、今回ご紹介頂いた先生に診て頂き、やっと慢性疲労症候群と診断されていました。
お疲れの出ないように、オンラインでの面談をさせて頂きました。
お話をお聞きしますと、慢性疲労症候群特有の広範にわたる症状である倦怠感、発熱、冷や汗、手足の冷え、関節痛、筋肉痛、しびれ等が常時あり、特に易疲労がひどく、ほぼ一日中横になっておられるということでした。経済的にも働けず、母子家庭で息子さんに生活費を出して頂いているとのことで、申し訳なく思われており、今後のことを考えられると非常にご不安のご様子でした。
当センターのサポート
慢性疲労症候群は従来認定困難事例が多く、H24年国が「認定事例」を公表し、当事者にとっては障害年金の申請がより身近にまた診断書を書く医師にとっては貴重な材料になりなしたが、一方でまだ申請の難しい傷病であることには違いありません。
そこで、当センターとして、最も重要な「初診日」の確定から症状の経過に関し詳細にお聞きしました。
その結果、「障害認定日」にも十分2級に該当していることが分かり、「遡及請求」をすることにしました。
医師への診断書作成依頼をする際には、面談でお聞きした内容を参考資料としてまとめ添付させて頂きました。
また、同時に医師へは先の国が公表した「認定事例」もご紹介し、参考にして頂きました。
結果
遡及請求が認められ、障害認定日に遡って障害基礎年金2級が支給決定されました。
支給金額 | 遡及分(3年3か月) | 約230万円 |
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年額 | 約79万円 |
「これで、息子さんに迷惑を掛けずに済む」と非常に喜んでいらっしゃいました。
一日も早いご回復をお祈りしております。