軽度知的障害およびうつ病による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「軽度知的障害およびうつ病」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の20代の女性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

当センターのホームページをご覧になってお父さまからご相談を頂きましたお客様でした。

ご自宅にお邪魔し、ご本人とご家族からお話をお伺いしました。
お話をお伺いしますと、小さい頃から友達の輪に入ったり、話をすることが苦手だったそうです。
東日本大震災で被災し、親族のいる遠方へ避難、引っ越しました。

小学校の時、授業で先生に言われ東日本大震災の話をすると、誰かが放射能(菌)がうつると言いだしたのをきっかけにいじめられ始めました。
そんな話が広がり、いじめもひどくなり、友達もできず孤立しました。
気分が落ち込み、何事にもやる気がなくなり、頑張っていた勉強もしなくなり、その内、死にたいとも思うようになりました。

中学校では、さらにいじめはエスカレートし、不登校になり自傷もするようになり、パニックも起こすようになりました。
心配したお母さまに連れられて、病院を受診しました。

高校に進学しましたが、気分が落ち込み、何事にもやる気がないなどの抑うつ状態は続き、ちょっとしたことでパニックを起こし、希死念慮も強く自傷も続き、結局退学しました。

その後も、過去のいじめなどの嫌なことがトラウマとなり、抑うつ状態が続き、家に引きこもり、家族の援助で何とか生活していらっしゃる状態でした。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。