今日、「双極性障害」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の30代の女性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。
当センターのホームページをご覧になってご相談を頂きましたお客様でした。
お話をお伺いしますと、10年ほど前務めていた会社の上司から人格否定をされるような暴言などのひどいパワハラを受け、退職されたそうです。
そうすると、緊張の糸が切れたようにガクッとなり、それまでの疲れがドッと出て寝たきりになってしまいました。
倦怠感、疲労感、体が鉛のように重く動けなくなってしまいました。
1年半ほど経って少し動けるようになりましたが、ある時出かけた時に急に体調が悪くなり過呼吸を起こし、病院に救急搬送されました。
その時、医師から心療内科の受診を勧められ、病院を受診しました。
しかし、薬が増やされるだけで、症状は改善するどころか悪化していき、体は鉛のように重く動くことさえできず、寝たきりになり、夜も眠れず昼夜逆転した生活になりました。
思考力もなくなり、何かを読もうとしても全く理解できず頭に入ってこず、書くこともできず、まるで認知機能障害のような状態になりました。
しばらくすると、昨日まで寝たきりだったのに、突然活動的な状態(動ける日)がでてきて、出かけると1日で10万円以上買い物をするなど散財したり、多弁になり深夜まで友達と電話をしたり、外で知らない人に話掛けたりするなど、そう状態も現れました。
辛抱強く治療を続け状態は少し改善し、アルバイトを始めましたが、今度は被害妄想が強くなり、周りの人のちょっとして言動が気になりイライラするようになりました。
電車の音も気になりだすなど、気の休まる暇がなく疲労困憊し、家にいる時はほとんど横になって休養しているような状態になりました。
その後、他の仕事をするなどしましたが長続きしませんでした。
また、寝たきりの状態に戻ってしまいました。
一方で、散財したり多弁といったそう状態も時折現れました。
1年ほど前から、障害のことをオープンにして色々配慮してもらいながら短時間の仕事を始めました。
今も仕事を続けていますが、うつ状態になると何もできなくなるなど、状態の波が大きく安定せず、思うように日常生活や就労をできない状態でいらっしゃいました。
医師に今日お聞きしたお客様の日常生活でのご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。