軽度知的障害、学習障害(LD)、広汎性発達障害(PDD)による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「軽度知的障害、学習障害(LD)および広汎性発達障害(PDD)」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の20代の男性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

当センターのホームページをご覧になって、ご相談を頂きました。

ご自宅にお伺いし、お母さまにも同席頂き、面談をさせて頂きました。

お話をお伺いしますと、発語が3歳頃と遅かったそうです。
保育園では、ひらがな,数字を全く覚えることができず、お母さまも家で色々工夫しながら一生懸命に教えられたそうですが、それでも字は読めず、書けませんでした。
また、周りの友達と話すのも苦手で孤立していました。

小学校入学後も、授業で先生の話していることが理解できずノートも取れず、勉強は全くできませんでした。
自分の名前さえ書けずテストもほとんど点数を取れませんでした。
また、語彙力がなく、友達の話が理解できず、自分の言いたいことも上手く伝えらず、この傾向は学年が上がるほど、中学,高校に上がるほど、周りとの差が広がり強くなっていきました。
勉強ができないことをからかわれるなどしていじめられ、友達もほとんどできず孤立しました。

担任の先生の勧めで、市の機関で知能検査を受け、軽度知的障害および学習障害を指摘され病院を受診しました。

中学,高校でも勉強は全くできませんでした。
友達とも上手くコミュニケーションは取れず、いじめも続き、孤立しました。

結局、就職も決まらないまま高校を卒業し、今も無職でいらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。

これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。