自閉症スペクトラム障害による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「自閉症スペクトラム障害」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の50代の女性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

SNSで検索頂き、お問い合わせ頂いておりました。

お話をお伺いしますと、小さい頃から人懐こく誰にでもついて行ってしまい迷子になることも多かったそうです。
反面、友達と遊んでいる時に自分の思う通りにいかないことがあると、「帰る」などと言いだして周囲を困らせるようなこともあったそうです。

小学校に入学すると、朝起きられず、起きても集中できない優先順位が付けられないなどで準備に時間が掛かり、常に登校はギリギリでした。
友達関係も自分の気に入った友達には一方的に好意をもって接する一方やはり自分の思い通りにならないことがあると機嫌を悪くするなど自分勝手なことも続きました。
忘れ物も多く、大切な物を忘れることも多かったそうです。

中学、高校では、友達と話している時に相手の話を遮って一方的に自分の関心のある話をしたりして、周りから「空気を読めない」、「変わったやつ」などと言われるようになり、孤立して一人でいることが多くなっていきました。

学校卒業後、働きだしましたが、ここでも遅刻は続き、仕事の覚えが悪い、仕事が遅いなど色々問題があり、転職を繰り返しました。

その後、結婚されましたが、あまりにも家の中が片付かないことを心配したご主人の勧めで病院を受診されました。

結婚後も、転職を繰り返しながら仕事を続けられましたが、マルチタスクができないので一つ仕事をすると他の仕事を忘れたり、自分なりのこだわりも強くなり周りから仕事に関して指導や注意を受けても屁理屈で返すなど周りとも上手くいきませんでした。
そんな中、子育て等、いろんな場面での支障が多くなっていらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。