30代女性 気分変調症による精神の障害で障害厚生年金3級を受給できたケース

ご相談者様女性(30代)
傷病名気分変調症
決定した年金の種類と等級障害厚生年金3級
受給決定額年間約61万円

ご相談内容

当センターのホームページをご覧になって、ご相談を頂きました。

お話をお伺いしますと、2年程前に転職した先の上司がだれかれ構わず暴言を吐いていたそうです。
当然他にも社員はおり、始めは「その内慣れるだろう」くらいに考えていたそうです。

しかし、しばらくすると、漠然として不安感,頭痛がで始め、夜も眠れなくなるなどしたそうです。
その内、気分は落ち込み、何もする気になれないような抑うつ気分も出現し、会社に行く途中涙が出たり、休みの日も1日中家で横になるような状態になり、最後はとうとう会社に行けなくなり、病院を受診したそうです。
結局、その会社は退職されました。

会社を辞めた(その上司と合わなくなった)ことで、精神的にも安定し体調も改善してきたので、新しい会社で働き始められました。
しかし、しばらくすると、以前の症状に加え、耳鳴りや難聴の症状もでてきました。
そうすると、会社を早退したり休んだりすることが多くなり、周りから「サボっている」と思われているのではというような被害妄想が出現し、仕事に集中できなかったり、周りとのコミュニケーションも上手く取れなくなってしまうなど仕事にも支障が出始め、最後は退職勧奨を受け退職されました。

その後、再度転職されましたが、結果は同じで短期間で退職されました。
今は無職で、抑うつ状態が継続し、何もする気になれず、家に引きこもっていらっしゃいました。

当センターのサポート

医師に、お客様からお聞きした日常生活でのご不自由での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートさせて頂きました。
また、他に「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにサポートさせて頂きました。

当センターでは、ほとんどのお手続きにおいて、日本年金機構から提出を求められている書類以外に、時には写真などを使った補足資料等で通常の書類だけでは十分に説明できない「日常生活でのご不自由やお仕事での支障」をより具体的に説明し、日本年金機構に理解頂けるように工夫をしています。
手間のかかる作業ですが、確実に障害年金が認定されるように、労力を惜しまず、「出来ることは全てやる」ということを心掛けています。

結果

結果、「障害厚生年金3級」に認定されました。

受給決定額年額約61万円

無事、障害厚生年金3級が受給決定し、大変喜んでいらっしゃいました。