注意欠陥多動性障害(ADHD)およびうつ病による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「注意欠陥多動性障害(ADHD)およびうつ病」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の20代の男性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

当センターのホームページをご覧になってご相談を頂きましたお客様でした。

お話しをお伺いしますと、小さい頃いつも母親にくっついて離れなかったそうで、保育園に入園されると毎朝母親と別れる時、泣き叫び困らせたそうです。
保育園では周りと同じ行動ができず、自分でも友達とどのようにして付き合えば良いのか?どのようにして遊んだら良いのか?分からなっかったそす。
また、小さい頃から忘れが多く、いつも母親に持ち物のチェックをして貰っていたそうです。

小学校以降も周りと同じ行動ができず、それが原因でいじめられ始めました。
そんなことで、友達もほとんどできませんでした。
その内、他人に対して恐怖感を持つようになり、周りの人の目が気になり始めました。

高校でも周りと同じ行動ができず、体育祭なども参加できず一人教室にいたり、孤立していました。

大学入学後、一人住まいを始めましたが、部屋の掃除や片付けが全できず、定期的に母親に掃除に来て貰っていました。
洗濯機の使い方が分からず壊してしまうなど、一人住まいも上手くいかなかったそうです。

大学3年になって、就職活動が始まりましたが、対人恐怖から就職説明会に参加しても緊張から途中で退出してしまうほどでした。
体調も悪化し、食事も取れなくなるなどして、病院を受診ました。

何とか、卒業前に1社から内定を貰ったのですが、入社が迫り就職して会社で仕事をすることを考えると「上手くやっていけるのだろうか?」という不安,緊張が高まり、体調が悪化し、抑うつ気分,希死念慮も出現し、いつも死ぬことばかり考えるようになってしまいました。
そんことを医師に相談した結果、「今の状態での就職はやめた方が良い」と言われ、内定を辞退しました。

その後も体調の悪い状態は続き、気分は落ち込み何もする気になれないなどの抑うつ状態や希死念慮も継続し、家に引きこもって、ほとんど寝ているような状態でいらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。

これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。