今日、「広汎性発達障害(PDD)および注意欠陥多動性障害(ADHD)」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の20代の女性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。
大変お世話になっております病院の院長先生からご紹介頂きましたお客様でした。
いつも、ありがとうございます。
お話をお伺いしますと、小さい頃から周りの同年代の友達となじめず、いつも1人で遊んでいたそうです。
保育園に入っても周りとなじめず、自分では分かりませんでしたが、友達と話していても、何か相手を傷つけるようなことを言ってしまい、相手が泣きだすようなことも多かったそうです。
偏食が強く、野菜は食べれず、お茶が付くもの全く飲めませんでした。
小学校では、入学式の日にいきなりランドセルを持って行くのを忘れるほど、忘れ物、失くし物が多かったそうです。
やはり周りになじめず、友達と上手く付き合えませんでした。
空気を読めない、相手の気持ちを考えられないため相手を傷つけたり、相手の話を遮り一方的に話してしまったり、良好なコミュニケーションが取れず、結果いじめられるようになりました。
そんなことを心配した親御さんに連れられて、病院を受診しました。
中学校でも、いじめは続きました。
この頃になると、感覚過敏が顕著になり、光、音、匂いなど苦手なものが増えていきました。
ある時、先生から、周りと上手く付き合えない原因が「空気の読めない言動や相手の傷つけるような言動」だと聞かされて、非常にショックを受けました。
高校、大学でも、友達はできず孤立しました。
その後、就労移行支援事業所を経て就職しましたが、ここでもコミュニケーションはほとんど取れませんでした。
それでも、配慮された職場なので何とか働いていますが、日常生活にも多くの支障があり、ご家族からの援助を受けて、生活していらっしゃいました。
医師に今日お聞きしたお客様の日常生活でのご不自由やお仕事での支障ををお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。