注意欠陥多動性障害(ADHD)および双極性障害による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「注意欠陥多動性障害(ADHD)および双極性障害」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の40代の男性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

当センターのホームページをご覧になってご相談を頂きましたお客様でした。

お話をお伺いしますと、小さい頃から人見知りがひどく、家では母親から、幼稚園でも初めは先生から離れられなかったそうです。
幼稚園では友達をいじめたり、先生の言うことを聞かず自分勝手な行動が目立ち始めました。
家でも、何か気に入らないことがあると、すぐ機嫌が悪くなりました。

小学校ではガキ大将的存在で、先生の言うことも聞かずいつも自分の好きなように行動し、暴力も振るうようになり、周りから怖がられたそうです。
また、衝動的で不注意な行動も多く、ケガをして救急車で搬送されるようなこともあったそうです。
中学、高校でも同級生をいじめたり、自分勝手な行動が続きました。

大学では自分のやりたいサークルを作りましたが、自分の思い通りにならないと、部員を叱責して辞めさすなど自分勝手な行動が続きました。
一方で、休みもなく寝る間も惜しんでサークル活動するという過集中になったり、その反動で疲れてしばらく寝込むような、そう状態とうつ状態が現れるようになりました。

新卒で営業職として就職しましたが、ここでも営業成績を上げようと、平日は遅くまで残業し、週末の休みの日は関係する資格の勉強をするなど、仕事でも過集中が続き営業成績はトップクラスでしたが、しばらくすると反動で疲れて会社を休んで寝込むようになりました。

そのような中でも仕事を頑張りましたが、休みが長くなっていき最後はとうとう会社に行けなくなりました。
病院を受診したところ、「双極性障害」と診断され、自宅療養を指示され、結局数か月休職しました。

復職後は、ノルマもなく残業もない部署へ配置転換してもらい、当初は問題なく過ごしていました。
しかし、しばらくすると、それでも仕事でのストレスが溜まっていき、ストレス解消に会社帰りに会社の同僚などとお酒を飲むようになり、その頻度が増えていきました。
その内一人で休日も含め頻繁に飲みに行くようになり、カードを何枚も作り限度額まで使うなど散財をするようになってしまいました。
最後は借金が多額になり、自己破産をしてしまいました。

そんなこともあり、精神的に落ち込み、うつ状態が酷くなり、仕事でも簡単な計算もできないなど全く頭が回らず仕事がまともにできなくなり、退職されました。
その後、転職を繰り返しましたが、どこも長続きせず、今も無職で、家に引きこもった生活をされていらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。

これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。