皮膚筋炎により併発した間質性肺炎による呼吸器の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「皮膚筋炎により併発した間質性肺炎」による呼吸器の障害で「障害年金」の請求ご希望の50代の男性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

当センターのホームページをご覧になって、ご相談を頂きました。

お話をお伺いしますと、4年程前、ある日手首の痛みが出始め、しばらくすると痺れも出始めたそうです。
「どうしたんだろう」と思いながらしばらく様子を見ていましたが、痛み、痺れはひどくなり、握力も低下し仕事中に重い荷物を持てなくなりました。

さすがに「これは何かおかしい」と感じ、病院を受診することにしたそうです。
電気治療を受けたり、痛み止めを処方されたり、いくつかの病院を受診しましたが、原因は分かりませんでした。
そうしている間にも、手足の関節の痛みに加え、足の親指の付け根に大きなコブができ、リウマチを疑い始めましたが、それでもなかなか原因が分かりませんでした。

色々調べて受診した病院で検査を受けた結果、「膠原病の疑いがあるが、ここでは手に負えない」と言われ、大学病院を紹介されました。
その頃になると、皮疹も出て、筋力の低下から階段も登れなくなり、息切れもし、倦怠感も酷く、仕事にも出られなくなったそうです。

大学病院を受診し検査の結果、「皮膚筋炎(難病)」と診断され、「間質性肺炎」を併発しており、血中酸素濃度がかなり低く危険な状態とのことで緊急入院となり、酸素療法も開始されました。
医師から、「あと2,3日遅かったら危なかった」と言われたそうです。(後日談ですが、医師はこの時の抗体の数値から、半ば諦めていたそうです。)
リハビリも行い、4か月の入院を経て退院できましたが、在宅酸素療法(HOT)は継続されました。

以降、定期的に通院されており経過観察中で、症状自体は安定していますが、薬の副作用で易怒性が現れたり、何か性格が変わってしまったようにも感じるそうです。
また、これも服薬のため、外出も最低限に抑える必要があります。
仕事も従来の現場の仕事から在宅に変更してもらい、それでも休み休み仕事をしていますが、ミスも多くなるなど仕事にも支障が出ています。
何かと不自由の多い生活をされていらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。