60代男性 心筋梗塞、狭心症による心疾患の障害で障害厚生年金3級を受給できたケース

ご相談者様男性(60代)
傷病名心筋梗塞、狭心症
決定した年金の種類と等級障害厚生年金3級
受給決定額年額約61万円
遡及支給額 約314万円(5年3か月分)

ご相談内容

以前「障害年金」の請求手続きをさせて頂いたお客様が通院されている病院の相談員さんに当センターのことを紹介頂き、その相談員さんが系列の他の病院の患者さんである今回のお客様をご紹介頂きました。

相談員さんも同席頂きお話をお伺いしますと、15年程前トラックの運転をして高速道路を走っている時に、急に周りが見えなくなり真ん中1点しか見えず、車を止めていたところ、様子を見に来た公団の職員が救急車を呼んでくれたそうです。

救急搬送された病院で、「急性心筋梗塞」と診断され、カテーテル治療がされました。
その後リハビリを行い、約1か月で退院出来ました、
生活に大きな支障はないものの、やはり時折動悸,息切れがするなど、以前のようには生活は出来ませんでした。

その後も継続して通院し、経過観察をされていました。
一方で、心機能は徐々に低下をしていました。
それが、昨年になり、階段を上る時途中で休憩が必要になったり、短距離も歩けなくなるなど自覚症状も顕著になり、掛かりつけの病院の医師からも「心機能がかなり低下しているので、一度大きな病院で検査して貰った方が良い」と言われ、カテーテル検査を受けたところ、医師から「3本全ての冠動脈が閉塞しており、かなり重症で、すぐにバイパス手術をしましょう」ということになりました。

その後、入院,手術が行われました。
手術は成功し、日常生活に大きな支障はなくなったものの、やはり時折動悸,息切れがするなど、日常生活での多少の支障は残ったままでいらっしゃいました。

当センターのサポート

心疾患の障害の原因には多くの傷病があり、また心疾患の障害用の診断書はその名称が循環器疾患の障害用となっており、心臓だけでなく血管を含む循環器疾患全体を含んでいます。
結果、診断書は共通部分と各疾患毎に分かれている部分があり、また記入すべき(検査)項目も多く、非常に複雑です。

そこで今回、医師に診断書の作成を依頼する時に、お客様の障害の原因となった疾患に合わせて、必ず記入頂かなくていけない (検査)項目やその記入方法を分かりやすく説明をさせて頂きました。

結果

結果、無事5年遡及して「障害厚生年金3級」に認定されました。

支給金額遡及分(5年3か月分)約314万円
年額約61万円

お客様も大変喜んでいらっしゃいました。