自閉症スペクトラム障害(ASD)およびうつ病による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「自閉症スペクトラム障害(ASD)およびうつ病」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の40代の男性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

当センターのホームページをご覧になって、ご相談を頂きました。

実は、当センターにお問会わせ頂く前に、既に他の社労士事務所とご契約され途中まで手続きを進められていたそうですが、その事務所では面談も全てオンラインのみで1度も実際に社労士と会ったこともなく、その後の手続きも、社労士から「これして下さい、あれして下さい」とメールで指示されるだけで、最近は連絡もあまり取れない状況で、あまりの対応の悪さに、当センターにお問い合わせを頂いていました。

面談時に、その社労士に指示され取得された「診断書」を見せて頂きましたが、案の定、単に医師に「診断書」の作成を依頼しただけなので、お聞きした状態よりかなり軽く書かれており、医師にお客様の実際の状態をお伝えして、診断書の修正を依頼することにしました。

残念ながら、時折、自分で何もせず、お客様に「これして下さい、あれして下さい」と指示するだけの社労士事務所があるという話を聞きます。
当センターでは、ホームページでも書かせて頂いていますが、基本的に書類作成,診断書依頼等面倒な手続きは全てさせて頂いています。(https://segawa-nenkin.com/3110/
社労士事務所を探される時は、「何を,どこまでしてもらえるのか?」等良く確認の上、ご契約頂ければと思います。

話をお伺いしますと、小さい頃から病弱で、幼稚園から小学校までは半分ほど学校を休んでいたそうで、それが原因で周りからいじめられていました。
そのいじめに対して正論で言い返して喧嘩になるようなことも多く、友達もほとんどできなかったそうです。
気の合わない相手に「嫌いだ」など思ったことをズバズバ言ってしまい、されに孤立していきました。

小学校では忘れ物が多く、家に持って帰る提出物などもほとんど忘れていました。
また、整理整頓が全くできなかったそうです。

中学校に入ると、部活に入りましたが、不真面目な部員がいると、ついつい注意してしまうなど、ここでも周りと上手くいかず孤立しました。

就職すると、物覚えが悪く、ミスも目立ち、スケジュール管理ができず期日までに仕事を終えられないことが頻繁でした。
一方で、マニュアル通りに仕事をしない同僚を注意したり、そのような指示をしてくる上司に反発してしまい、職場でも孤立し良好な人間関係を構築できませんでした。
そんなことが続き、ストレズが溜まり精神的に追い詰められ、最後会社に行けなくなり、退職してしまいました。

その後も、仕事を転々としますが、仕事が覚えれれず、どこも試用期間で契約を解除されていました。
そんなことで、病院を受診されました。

その後、気分の落ち込みや何事に対しても無気力な状態が続くなどして、家に引きこもって、仕事も出来ない状態でいらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。

これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。