コロナ後遺症による障害で障害年金を請求した30代の女性のお客様から「年金証書」到着のご連絡をいただきました

今日、「 コロナ後遺症」による障害で「障害年金」の請求をしたお客様から「障害厚生年金2級」の「年金証書」が届いたとのご連絡がありました。
大変喜んでおられました。

先日、同じく「コロナ後遺症」で「障害年金」の請求ご希望のお客様の診断書を書いて頂いた病院の院長先生からご紹介頂きましたお客様でした。

外出もままならず、面談はオンラインでさせて頂き、ご主人にも同席頂きました。

お話をお伺いしますと、2年程前、微熱,頭痛,喉の痛みが出始め、薬局で「コロナ」の検査キットを購入し検査したところ陽性という結果で、病院を受診されたそうです。

1週間ほど療養され、仕事に復帰されました。
体調は完全ではないものの忙しい時期でもあったため、無理しながら働かれていました。
しばらくすると、仕事中何をしているのか自分で分からなくなったり、今まで問題なくできていた仕事ができなくなっていることに気づき、自分でも「何かおかしいな?」と思うようになりました。
職場にいた以前「コロナ」に感染したことのある同僚にそんな話をしたところ、「コロナの後遺症の1つであるブレインフォグかも知れない」と言われ、病院を受診されました。

※ブレインフォグ:「脳の中に霧がかかったような」広義の認知障害の一種で,記憶障害,知的明晰さの欠如,集中力不足,精神的疲労,不安などを包含する.「頭がボーっとする」などの自覚症状が特徴的で,記憶障害,集中力低下などを伴うと,戸惑いや焦りだけでなく,日常生活や就学・就労,職場復帰などの妨げにもなり得る。
(出典:新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き 別冊罹患後症状のマネジ メント・第3.0版)

結果、「コロナ後遺症」と診断され、同時に休職されました。
しかし、その後も状態は悪化し、特に倦怠感が酷く、ほぼ1日中横になっているような状態になりました。
家事もできなくなり、ご主人の援助を受けながらの生活になりました。
たまに調子が良いと思って、家事をするなどすると、翌日から数日寝込こむといったクラッシュがおきました。
※クラッシュ:頑張って動いた後に数日間寝込んでほとんど動けなくなること。

その後、「コロナ後遺症」に効果があると言われている各種治療も受け始めました。
しかし、今現在も酷い倦怠感が続き、1日中のほとんどを横になって過ごしておられました。
また、少し動くとクラッシュが起こるので、いつもその恐怖を感じながら生活をされていました。

結局、2年ほど前からの休職は一度も復職できないまま続いており、近々休職期間満了により退職される予定でいらっしゃいました。