広汎性発達障害(PDD)による精神の障害で障害年金を請求したお客様から「年金証書」到着のご連絡をいただきました

今日、「 広汎性発達障害(PDD)」による精神の障害で「障害年金」の請求をしたお客様から「障害厚生年金3級」の「年金証書」が届いたとのご連絡がありました。
大変喜んでおられました。

いつも大変お世話になっております病院の院長先生からご紹介頂きました50代の女性のお客様でした。

お話をお伺いしますと、小さい頃人見知りが激しく親戚の家などに行ってもずっと泣いていたそうです。
その後も人と会うことに非常に緊張し、幼稚園も行くのを嫌がり親を困らせそうです。
幼稚園では周りとなじめず集団行動ができずいつも一人で孤立していました。

小学校でもいつも一人読書をするなど集団行動ができずいつも孤立していたそうです。
中学年くらいから、匂いに敏感になりゴミの臭いや自分に匂いが気になったそうです。
高学年になると道に飛び出して車に轢かれそうになるなど不注意や衝動性も目立ち始めました。

中学校でも一人でいることが多く、それまで学校を楽しいと思うことは一度もなかったそうです。

高校,短大では多少友達もでき、多少楽しいと思えるようになりました。

学校卒業後、就職しましたが、マルチタスクができないなど、仕事は全くできなかったそうです。
転職を繰り返しながら、働かれましたが、対人緊張が強い、口頭での指導,指示では理解が難しい,マルチタスクはこなせない,スピードを求められ仕事はできないなどの仕事上での問題は続き、その内意欲低下など抑うつ状態も現れました。

ある時新聞で発達障害の記事を読み、「自分も発達障害では?」と思い、病院を受診した結果、「発達障害」と診断されたそうです。

精神障害者保健福祉手帳を取得し、障害者雇用で就労するようになりましたが、それでもコミュニケーンや人間関係の問題、また感覚過敏などもありどこも長続きせず転職を繰り返されていらっしゃいました。