慢性GVHD(移植片対宿主病)による障害で障害年金を請求したお客様から「年金証書」到着のご連絡をいただきました

今日、「慢性GVHD(移植片対宿主病)」による障害で「障害年金」を請求したお客様から「障害厚生年金2級」の「年金証書」が届いたとのご連絡がありました。
大変喜んでおられました。

当センターのホームページをご覧になって、ご相談を頂きました60代の男性のお客様でした。

お話をお伺いしますと、4年程前、突然味覚障害が発生、その後目眩,ふらつきが出て、掛かりつけの病院を受診し紹介された大学病院を受診した結果、「骨髄異形成症候群」と診断され治療を開始されました。

その後、「急性骨髄性白血病」へ進展し、末梢血幹細胞移植が行われ、退院することが出来たものの、当初は歩くことも,食べることも出来ず、奥様による全介助が必要な程で、それもまた大変なものだったそうです。

今現在は、杖を使って何とか歩けるようになっておられましたが、疲れやすくまだ仕事が出来る状態ではないとのことでした。

造血幹細胞移植後は、慢性GVHD(移植片対宿主病)に代表されるさまざまな副作用や合併症が起こります。
慢性GVHD(移植片対宿主病)については、日本造血細胞移植学会より「慢性移植片対宿主病に対する障害年金申請について」(https://www.jstct.or.jp/modules/news/index.php?content_id=43)という通知で診断書の書き方の要点並びにそれぞれの等級に対する事例も掲示されています。