注意欠陥多動性障害(ADHD)による精神の障害で障害年金の請求ご希望のお客様と面談をさせて頂きました

今日、「注意欠陥多動性障害(ADHD)」による精神の障害で「障害年金」の請求ご希望の30代の女性のお客様と面談をさせて頂き、ご契約頂きました。
まことに、ありがとうございました。

大変お世話になっております病院の院長先生からご紹介頂きましたお客様でした。
いつも、ありがとうございます。

面談はオンラインでさせて頂きました。

お話をお伺いしますと、理由は分からなかったそうですが、小さい頃から周りから嫌われているように感じたそうです。
保育園でもボーっとしていて、一人でいることが多かったそうです。

小学校に入学すると、いじめられ始め、孤立しました。
この頃から、忘れ物も多く、何でも先延ばしにしてしまい、提出物を期限通りに提出できないようなことも頻繁でした。
運動も苦手でした。

中学校、高校でも、友達と上手く付き合えず、いじめられました。
整理整頓や片付けが全くできず、机やロッカーの中はぐちゃぐちゃで、友達が片づけてくれていました。
そんなことで、無くし物も多く、友達に「あれ知らない?」と聞いて回り、取ったと疑われたように思われ友達から余計嫌われました。
部活にも参加しましたが、集合時間などのスケジュール管理ができず、遅れたり早く着きすぎたりしました。

大学でも友達関係が上手くいきませんでした。
色々活動的に頑張りましたが、スケジュール管理ができず、予定を詰めすぎて、疲弊し寝込むこともありました。
約束や大事な行事を忘れたり、覚えていても気が付いたら時間が過ぎていたというようなこともありました。
ゼミでの活動時にTPOに合わせた服装ができず、先生から叱られたこともありました。

仕事を始めましたが、当たり前のことができなかったり、普通なら気を利かせるようなこともできず、上司から叱られ、パワハラを受けるなどして数ヶ月で辞めました。

その後も働きましたが、整理整頓ができず机の上は書類で溢れかえり、同僚とのコミュニケーションが取れず、顰蹙を買いました。
ここでもスケジュール管理ができず、出張をすっぽかしたり、ミスが増え、いっぱいいっぱいになっていき、希死念慮も出現し、自分でも「ダメだ」と思うようになりました。

心配した家族に勧められ病院を受診しました。
医師から仕事を辞めるように言われ、以降家に引きこもった生活をされていらっしゃいました。

医師に今日お聞きしたお客様の日常生活のご不自由やお仕事での支障をお伝えすることにより、それらを正しく反映した「診断書」を作成頂けるようにサポートしていきたいと思います。
また、他に、「病歴・就労状況等申立書」や補足資料も使って、ご不自由が多く大変な状況であることを日本年金機構に理解頂けるようにしていきたいと思います。
これから、長期間に渡る「障害年金」のお手続きの間、お付き合いよろしくお願い申し上げます。